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​もしかして「ひきこもり」?

苦しんでいる方へ

ひきこもっていること自体は悪いことではなく、次に動き出すためのエネルギーを溜めている時間なのです。

まずは、あなたの気持ちをお聞かせください。

ご家族の方へ

ご家族だけで抱え込まないでください。

本人が相談するのは難しいケースは多く、ご家族​にとっても辛い状況です。

一緒に考えることで新たな糸口がみつかるかもしれません。

まず、ご相談をお待ちしています。

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「ひきこもり」とは、特定の病気や障害ではなく、ひきこもっている「状態」を指す言葉です。

厚生労働省の定義などを参考にすると、自宅にひきこもって学校や仕事に行かずに、家族以外との交流がない状態が6ヵ月以上続いている状態を指します。

「ひきこもり」であるかどうかという定義や基準にあまりこだわらず、本人や家族が何らかの困難を感じられているのであれば、支援が必要な状態であると考えてください。

本人の力だけでひきこもりから脱出するケースは極めて少ないとされています。

​ひきこもりになる原因は様々ですが、その多くは対人関係のつまずきや環境になじめなかった等、「人」がきっかけとも言われていますが、ひきこもりから脱出するきっかけもまた「人」とのかかわりの中にあります。

「自分だけ、うちだけ」ではありません。

全国調査では6か月以上自宅中心に生活する「ひきこもり状態」にある人は全国で100万人以上いると推計されています(15ー64歳)

※2010年の厚生労働省のガイドラインではひきこもりを以下のように定義しています。

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外 での交遊など)を回避し,原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状 態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念である。

なお、ひきこもりは原則として統合失調症あるいは陰性症状に基づくひきこもり状態とは一線を画した非精神病性の現象とするが、実際には確定診断がなされる前の統合失調症が含まれている可能性は低くないことに留意すべきである。」

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